２０１０年６月６日
高速道路に近く、ゲートがたくさんあるので車で行ってもひどい渋滞に悩まされることはありません。事前の案内では8時ごろにゲートオープンとのことでした。昨年は西門が開かれたのは予告通り8時でした。それに対して、今年は7時15分ごろに正門、7時30分に西門が開かれました。開門時間までは東側の駐車場が待機場所として用意されていました。周辺の道路に長蛇の列ができることで、近隣の皆さんに迷惑をかけることがないようにとの配慮と思われます。
昨年は混雑を避けるつもりで帰投していくのを見送って16時ごろ帰ったのですが、基地内の渋滞がひどく、北門を出るまでにかなりの時間がかかりました。今回も同様と覚悟していたところ、全然渋滞がなく、拍子抜けです。
ところどころに青空が見えるものの曇りがちの天気でした。雲がかかってすっきりしませんが、薄日が差しており、紫外線対策の必要な天気でした。
訓練基地なので離着陸する機種は限られています。ですが、今回は飛来ファイターがF2, F4, F15, さらには米軍のF16と充実していました。T7の10機編隊をはじめとして、飛行機数の多さはこの周辺の航空祭随一ではないでしょうか。15時ごろから他の基地から来た機体が帰り始め、とてもスムーズに次々と離陸して行き、15時30分ごろにはすべて帰りましたとアナウンスがあり、行事は終わりました。事前に公表されていたプログラム通りの正確な進行でした。（ひと月前の岩国が記憶に新しいだけに、印象的です。）交通の便の良さもあり、十分に楽しめました。
テント持参の方が多いことも印象的です。エプロン最前線にテントを張っている方も、おひとりだけですが目にしました。よその航空祭ではありえないような…。岩国基地を持つ山口県人独特の楽しみ方なのかもしれません。
2010年塗装
F16も来ました。（７５％にトリミング）
美しい重なり （７５％にトリミング）
今年からの新技でしょうか。背面飛行の5番機が6番機を追いかけ、追い越していきました。紙一重の高度差で衝突寸前に見え、なかなかかっこいい飛行です。よく見ると6番機のほうが向こう側を飛んでおり、水平位置はそれなりに距離があるようです。パイロットも相手機の方を向いていますから、互いに確認できる位置のようです。ジャストタイミングのシャッターで、ちょうど重なっているように見える写真が取れました。
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一斉に帰り支度
他基地からの参加機がいっせいに帰り始めました。向こうのほうに止まっていたAH-64が離陸し低空飛行でこちらのほうに近づいてきます。タクシング中のT-4と一緒に撮れそうな高度に見え、急いでカメラを構えました。T-4の動きに合わせてカメラを構え、AH-64が入ったところでシャッターを切りました。時間的ゆとりがなく、というよりはとっさにシャッタースピードを切り替える腕がなく、高速シャッターでテールローターまでがピタリと止まってしまいました。おまけにAH-64の動きに気をとられたためか、車輪の下が切れてしまってちょっと残念です。