写真をズームできるウェブページを作る方法として、Zoomifyがあります。Photoshopに標準でついており、手軽に使えるのでこのサイトでも一部で利用しています。Photoshopから書き出すと、表示用のhtmlと分割されたjpegイメージの入ったフォルダが作られます。これらを自分のページに組み込めばよいだけですが、ファイルの置き場所などを手作業で修正することも多いので、修正個所をメモとして残しておきます。
ただ、すくなくともPhotoshopについているZoomifyでは色がおかしくなります。カラーマネージメントの関係ではないかと想像しています。例えば青空がLightroomのカメラキャリブレーションをAdobe
Standardにしたような感じになるというか、好みに合わないので、主にグレー基調の写真にしか使っていません。
PhotoshopでZoomifyを書き出すたびに、jpegの入ったフォルダ内にZoomifyViewer.swfがつくられます。しかし、全部同じファイルですから、サイトにはどこか一か所に一つ置いておくだけで十分です。そこで<PARAM NAME="SRC" ・・・の部分と、<EMBED のSRC= ・・・の部分のファイルパスを置き場所に合わせて修正します。
<PARAM NAME="FlashVars" ・・・の部分と、<EMBED のFlashVars= ・・・の二か所をサイト上での場所に合わせて修正します。
<OBJECTのCODEBASEの最後にあるバージョン番号が、Photoshop CS5の出力は9,0,0,0ですが、最新は9,0,47,0のようなのでついでに変更します。
<PARAM ・・・はInternet Explorer (IE)、<EMBED ・・・は他のブラウザー用の設定です。IEに加えてFirefoxなどでも表示してみることで、両方ともに誤りがないことを確認します。